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社会を変化させる社会心理論・組織心理論の考察記

行政職員の筆者による、社会を変化させるような社会心理論、組織心理論がいかなるものか、その考察内容を綴ったブログです。

女性ばかりに家事を任せようとする心理の原因

ふと雑感程度に思いついたので述べてみたい。

 

おそらく、この問題には家電などの技術を軸として考えることができると思う。

家電の技術が展開されていなかった時代においては、家事というものは

1日中かけて毎日行うだけの仕事量があったというのは想像できるだろう。

 

そのため、女性がこの役割を一手に引き受けることでも、十分な充足感が

得られたのではないかと思う。家電によって機械的に行う家事に比べ、

きっと作業のコツであるとか、自分の感覚を磨いていく場面も多かったのだろう。

そこで、男性が外で働いて女性は家事を一手に引き受ける、そうした概念が

本質的に形成されていったのではないかと思う。

 

それが家電の技術が大きく展開されていくことで、家事は急激に機械的な性質を得て

その作業を引き受けるだけでは、女性は十分な充足感を得られなくなった。

だからこそ、現代においては女性も家事だけでなく社会に出て働くことを

欲するようになったのだろう。

 

しかし上記で述べた、人間社会の本質の部分から考えると、女性は家事にのみ

専念しておればよい、そうした概念が根強く残ってしまうのだと思う。

 

ただ、人間社会の満足感を高めるために家電の技術が展開された、これは

紛れもない事実だ。そのことで女性が家事への専念では満足できないようになり、

社会で働くことを欲するようになったのならば、それは尊重されるべきことだろう。

 

家電の技術が発展した以上は、という理屈をベースに据えることで、

女性に家事へ専念することをいたずらに求めてはいけない、

ということの正当性がわかるのではないだろうか。