社会的な心理考察記

社会に働く心理について考察したブログです。

2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

未経験への想像力

経験していないことでも、想像力をもって共感、予測しようとすることについて。 身の回りでは、あることを経験した人と経験していない人で会話をしているとき、未経験者の意見へ、経験者が「君は経験していないからわからないんだ」という理屈が、たびたび使…

代ゼミの規模縮小について

大学受験の頃、たびたびお世話になった代ゼミであるが… なんとも全国29校のうち22校閉校、全国模試も部分廃止、講師400人ほどの希望退職という、半分倒産といってもいいほどの規模縮小をするというのはかなりの驚き。予備校業界は、大阪では以前に北予備・大…

マスコミの個別事故報道について

お盆、正月などの時期になると特にそうであるが、帰省時の車の交通事故や、あるいは通常の時期でも個人宅での火災発生など、個別の事故について報道がなされる。 そしてこうした事故は、その原因が個人に帰する要素が強いために、諸外国ではあまり報道されな…

地方議員への糾弾について

本日は、LINEで中学生を恫喝したとかいう大阪府議が反論を述べるような会見が行われた。この事件自体も会見の内容も珍妙なものであったが…。 つい先日には号泣の兵庫県議の話が大盛り上がりを見せていたが、近ごろマスコミが議員への糾弾を積極的に行ってい…

国政と地方との距離感について

自民党の土屋正忠衆院議員は自身のブログで、田上富久長崎市長が平和宣言で集団的自衛権をめぐる議論に懸念を示したことについて、「核廃絶の祈りではなく、平和を維持するための政治的選択について語りたいなら、長崎市長を辞職して国政に出ることだ」と批…

原告側の立証責任

タイトルは固い…が日常でもありがちな心理について。 あることを主張している人に対して、なぜそうなるかの説明を求めたときに、説明を求められた側が「なぜそうならないと思うのか説明して」と返してくる…という状況にしばしば遭遇する。なぜそうならないか…

原爆投下から69年

今日は原爆の日。広島に原爆が投下されてから69年。。 去年今年と、「永遠の0」の書籍、映画の大反響により、日本全体で戦争観が慈しみをもって呼び起された感がある。自分もそのうちの一人なので、永遠の0を通じて考えたことを以下記してみたい。 永遠の0で…

STAPにかかる笹井氏について

もう今年は年初からずっとSTAPの話に振り回され、ここへ来て小保方氏の師匠的存在の笹井氏が自殺するという、おぞましい展開となっているが… これもSTAPの話題が出てからずっと提示される考え方だが、STAPに関しては ・マスコミや一般人が騒ぎ過ぎている。騒…

優先座席について

優先座席はご老人、妊婦さんなどを対象に、健康な人が座席を譲るべきとされる。 しかしこれを逆手にとって、優先座席の対象者の側から座席を譲らせようとする態度を示すこともあり、こういう人は優先させるべきなのかどうか、しばしば議論に上がったりする。…