社会を変化させる社会心理論・組織心理論の考察記

行政職員の筆者による、社会を変化させるような社会心理論、組織心理論がいかなるものか、その考察内容を綴ったブログです。

平たく解説・公務員心理 「増加する予算、過剰な省益追求」その10

 [今回の心理場面]
 官僚A:議員からの要望、先輩のやってきたことに対しても、襟を正して自身の考えを通すのが大事だろう。

 

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  過剰な省益追求への改善案の内的なものについて、続けて述べたいと思います。

 

3.議員や業界団体への対応の制度的な見直し
 この点については、議員や所管業界へいい顔をしようとするばかりでは、公益全体としての歪みを生じさせることをまず意識して、本来あるべき政官の距離を意識することで、議員の要望に対して襟を正すことが必要となるでしょう。

 

 霞が関の構成員が議員や所管業界に対して、その要望を適切に取捨選択できるように、専門知識を磨いていくことが求められそうです。

 

4.個々の意識
 先輩の面子を潰せない文化というものには、職員の個々が年功序列の意識を薄め、先輩の威厳を重視するという慣習を収めることが、ただ重要となります。

 長い時間をかけても、個々の意識を改善していくことが求められるところです。

 
 次回は続けて、過剰な省益追求の改善案について、外的なものを見ていきたいと思います。

 

部下こそ上司にリーダーシップをとれ

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