社会を変化させる社会心理論・組織心理論の考察記

行政職員の筆者による、社会を変化させるような社会心理論、組織心理論がいかなるものか、その考察内容を綴ったブログです。

「保育園落ちた日本死ね」について雑感

雑感をさらっと書いてみるので、甘い部分はあるだろうと断りを入れたうえで…

 

保育園の問題については、一度日本中の0,1歳児を持つ親へ一斉に照会してみればよいのではないだろうか。もはや、部分的な国勢調査とも言えるような形で。

そして、潜在的なものも含めた、正確な待機児童数を割り出す。

よく言われる待機児童数は、実際に保育園の入園申請をしている数から割り出されるので、働いていないので入園申請もしていないが、入園できるのなら入園させて働きたい、という潜在的な需要を正確につかもうとする試みには、大きな意義があると思う。

 

また、そうして正確な待機児童数を割り出し、保育需要の総数を市町村ごとに明確に把握することができれば、必要な保育園数、保育士数もおよそ正確なものが表れてくる。

 

加えて、今度は保育士資格を取得している方へ、現在保育園で働いているかどうかを問わず、全員に保育士の待遇に関する照会を行ってみる。

(保育園には無資格の補助者もいるが、無資格の方々に関して統計を取るのは難しいかもしれない。なので資格者のみを対象に。)

 

そして、親の保育需要に対して必要な保育士数を考慮して、現在の待遇では具体的にどれだけの保育士が不足するのか、待遇をどれほど上げれば保育需要を賄う保育士数を確保できるのかが見えてくるのではないだろうか。

 

(保育園を開設する立地の問題については、これはどうしても各市町村で事情の異なる幅が大きいので、省略させていただく。)

 

まあ要するに、0,1歳児を持つ親と保育士資格取得者に対して、一度大がかりなアンケートを取ってみてはどうか、というシンプルな主張なわけで…

今までの保育園に関しては、「母親が家に居て面倒を見ればいいだろ」「保育士は子供と遊んでるだけの職業」というなんとも残念な偏見がはびこっていたわけで、そんな経緯で親と保育士側の潜在的な意思についても調査を行ってこなかったように思うので、一度、国家主導でこんな大がかりな試みを行ってみてもいいように思う。

それだけで保育に対する物の見方が、社会的に改まっていくのではないだろうか。