社会を変化させる社会心理論・組織心理論の考察記

行政職員の筆者による、社会を変化させるような社会心理論、組織心理論がいかなるものか、その考察内容を綴ったブログです。

終業時間の直前に仕事を振る人は、残業を軽く考えすぎだろう

 以前に、昼休みには業務を行わないようにお互いで意識し合うべき、ということを書いた。このつながりで、終業時間の前に仕事を入れ込まないでもらいたい、という心理についても述べようと思う。

 

 職場で人から仕事を振られる際、なんとなくの気持ちで振られることはある。なんとなくで仕事を振られると一貫性がなかったりしてイラッとするものだが、特に、その仕事を振る時間帯というのも問題になる。

 というのも、なんとなくで仕事が振られる中では、終業時間の直前に仕事が振られることもたびたび生じるのである。これには特にイラッとさせられる人も多いだろう。自分もその一人だ。

 

 終業時間の直前に仕事を振られると、明日でも構わないよという意図がもしあったとしても、どうしても「残業してこなして」というメッセージが込められているように感じてしまう。さらには、終業時間の直前に電話をかけられるとなると、明日にしてとは全く言いにくいものであるため、ほぼ強制的に定時から足が出ることになる。

 相手が確実に残業しているとわかっていれば構わないかもしれないが、明らかにそんな了承もなくそのような電話をされると、辟易とさせられる。また、およそそんな電話の内容は、「このタイミングでその電話がいる?明日でもよくない?」と思ってしまうものだったりもする。(もちろん緊急性が認められるものもあるが。)

 

 やはり仕事の振り方として、終業時間の直前に振るのは避けるようにすべきだ。上で述べたとおり、相手が確実に残業するとわかっている場合は、そのように仕事を振っても問題はないかもしれない。しかし、相手が明らかに残業をする意思を示しているというのはまれだろう。

 残業する意思を示しているわけではない相手へ、終業時間の直前に仕事を振るのは、やはり残業をするように圧力をかけているかのように捉えられるのだ。そうした相手に対しては、原則として定時ですんなり仕事を終えられるような配慮が必要だろう。終了時間の直前に仕事を振ることはせず、仕事を振るのは少なくとも終業の30分くらい前までに止めておく、これが筋なのだと思う。

  

「できる上司」と「ダメ上司」の習慣 (アスカビジネス)

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